一言で防犯カメラといっても、さまざまな種類のものがあり、どれを選べばよいかわからないという人も多いものです。セキュリティシステムや防災システムが整っているものなど、その種類は様々です。どのような目的で設置するのかを考えたうえで、比較と検討を重ねてポイントを絞る必要があるでしょう。まず第一の選び方として予算で選ぶ方法です。重要なポイントの一つに、予算とその費用対効果が挙げられます。もしも複数のカメラを設置したいのであれば、単体のカメラを選ぶのではなく、防犯カメラと録画機とセットで購入するのがお得になります。価格を抑えてできるだけ値段の安さを購入したいと考える場合には、電池式のものを選ぶのもよい方法です。希望台数と必要な機能が備わっているのかを選んでいく必要があります。
二つ目に設置場所に合わせて選ぶ方法です。防犯カメラの設置場所も重要なポイントの一つになるでしょう。屋外に設置するとなると、日ごろから雨や風で飛ばされる砂や黄砂などにさらされることになります。このような場合には、屋外の様々な刺激に強い防塵性、防水性に特化したタイプのものを選ぶ必要があります。屋内に設置するのであれば、自動追跡機能が搭載されているものを選ぶのが一つの手段となります。この機能が搭載されていれば、人間やペットが動く動作に合わせて自動で追跡してくれます。
そして防犯性とデザインをポイントにして選ぶことも一つの選び方にあたるでしょう。防犯カメラの形は大きく分けると二つの種類に分けられます。一般的なタイプのものは筒状となっているバレット型と呼ばれるものです。このタイプはどちらかというと一目で防犯カメラと分かりやすく、不審者に対して抑止効果が得られ、高い防犯効果が期待できるでしょう。もう一つの種類がドーム型と呼ばれる半円形のものです。このタイプは人目に気づかれにくく、自宅や店の中などにも違和感なく取り付けることができます。ばれずに撮影したいという場合にはおすすめと言えるでしょう。さらには防犯カメラの設置台数についてよく考えていきましょう。設置する台数は、どれくらいの防犯レベルを求めるのかを考える必要があります。特定の場所だけを監視したいのであれば一台でも問題はありませんが、複数の箇所に設置すればそれだけ防犯レベルを高めることができます。死角を減らすためには、2台以上のカメラを設置することが望ましいでしょう。